カテゴリー「憤り・不満・不信」の記事

どいつもこいつも…

いま諸用があって池袋へ寄った帰り。
ホームで電車を待っていると、紙カップコーヒーの自販機の横に備え付けてあるゴミ箱の前に男がやって来て、「分別にご協力ください」と書いてあるフタの字をしっかり見た後にヤクルトの空き容器を捨てて行った。
常識を疑う行動に呆れていると、すぐさま別の男が今度はガムの包みを涼しい顔をして捨てて行った。

いっそ怒鳴りつけてしまいたかった。
その後どうなる、ということよりも、公共のマナーを破って平気な顔をしているそのふてぶてしさが許せなかった。

だってそうでしょう?
『ゴミはきちんと分けましょう。』
『決まりを守りましょう』とあれば、幼稚園児だって理解出来るはずなのに、いい歳した男が当たり前のようにルールを無視する…世が世なら斬り捨ててやれたものを。

ああ…せっかく早く仕事が終われて気分が良かったのに、すっかり台無しだ。

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今回は徹夜した作品の話題を出すつもりだったけれど…そのような気分ではなくなってしまいました。

皆さんご存じかもしれませんが、アニメ業界にも表裏があります。
表向きはテレビ用のアニメーション。子供の夢を広げるものから大人向けの殺伐としたアクションもの(私は嫌い)、親子で見られるものまで様々です。

では裏とは何か。
…語るまでもなく18禁のアダルトアニメのことです。
残念な話ですが、いま日本のアニメスタジオの大半はこの表裏を並行して作っています。
どんな人気作品や感動の大作を生み出したスタジオでも、完全にとは言わないまでもかなりの確率で裏アニメをつくっている。これは専門学校時代に講師から聞いた事実です。

私は運良く社長がこれらを嫌っている会社に入れたおかげで(担任のH先生には本当に感謝しております)18禁作画の憂き目を見ずに済んでいますが、一度外の会社へ移ってしまえば遅かれ早かれそれらの仕事が来てしまうでしょう。

話題に出てそのような話を思い出したが最後、いろいろと嫌な考えが巡ってしまい、その後のコンディションは最悪でした。
裏を作るとき、アニメスタジオは名誉に傷が付かないよう名前を完全に伏せます。
そしてスタッフは皆偽名(ふざけたものから絶対に解らないようなものまで)で作業にあたるのです。もちろん作画や声優も例外ではありません。
だから表向きにはそのように見えない方々も、絶対していないとは限らないのです。金が欲しいけれど名前は傷付けたくない。実にいやらしい、残念な現状がよこたわっています。
だから怖くて仕方がない。もしも…絶対にないと信じたいけれど…。

さらに哀しかったのは、以前からお世話になっていた演出さんのひとりが、いま別の仕事場でそれらの監督をしていると聞かされたこと。
人柄もよく、たかが動画の私に色々なアドバイスをしてくださった方ですが…そのように聞いてしまうと、正直なところ、今度お会いしたときにいままで通りお話できる自信がありません。

仕事って何なのでしょう?
アニメ製作って、何なのでしょう?

「どんなことでも仕事と割り切ってきちんとこなせるのがプロだ」という方も多いと思います。たしかにそれは一つの正論なのかもしれません。
しかし、仕事なら、お金を稼ぐためなら何をしても構わないという考えは、私は絶対にしたくありません。
将来の目的のためにある程度の我慢は当然必要ですが、自分の信念や志を捨ててまで稼ぎに徹底するのが『プロ』と呼ばれる人種なら、そんなものになるくらいなら、フリーターでもしていたほうがマシ。少なくともいまの私は本気でそう考えています。

もともと自分でも、メディア系など向きでないと解っていて、ゆかなさん達への恩返しができると飛び込んだ業界…死活問題はいつも隣りにあることを今更ながら再認識しています。

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